昭和

昭和な雰囲気に懐かしさを感じる。歳をとった証拠か。街の一角に昭和な空間を見かけると思わず立ち止まって眺めてしまう。何が昭和かって言われたらなんなのかわからないが、最近のものはいろいろと考えすぎている。おしゃれすぎていたり、合理的すぎたりしている。車とかバイクとかもそうだよね。車は丸っこいのから角ばってまた丸っこくなった。デザインで丸っこかったのが大量生産で四角くなって、今では空力抵抗なんかを計算して丸っこい。新幹線もそう。最近ゼロ系が引退したが、ゼロ系の角度はまだかわいげがあるけど、最新のN700系は靴べらみたいにへらべったい。今年の初めにそういえば東横線で8000系が引退した。オレらの小さい頃は最新型だった車両だ。渋谷のハチ公前に昔懐かし通称あお蛙が1両とまっている。小さいときはまだ目蒲線で走っていた。多摩川園遊園地もあった。なんか懐かしいね。今や駅やホームがすっかり新しくなっている。銀座線が相変わらずなのが少し嬉しい。銀座線は昔、次の駅に到着する直前に電気が消えて窓の間にあった小さい電気がピカッて光ってたんだよね。南武線もチョコレート色の車両が走っていたよね。最後は鶴見線で見たような気がするけど。出張で大阪に行くと大阪環状線で昔の山手線で走ってた車両に出会える。