命日はいつも




材木座の”光明寺”、『動物霊堂』です。

愛犬ラブの身体は、お骨になってココに眠ってます。

あれからもう十年近いときが流れ、家族もバラバラになってしまった…。

オレの病気も発覚し、家族にとってもオレにとっても、

あまり幸せでないときだけが流れていたりする。

今日は比較的、暖かかったですね。

霊堂のまわりにもいつものように、”猫”さんたちが。

お供えしたタマゴボーロを狙ってか、カラスさんともがっちり目が合ってしまった。

新たなお友達も加わったようで、新しい卒塔婆がたくさん立ってますね。

お友達が増えるのは嬉しいけど、その分家族の涙が流れてますね…。

”白梅”の香りがするお線香は、とてもいい香りでしたね。






ココ光明寺は、正式名称は”天照山蓮華院光明寺”といい、

西暦1243年に然阿良忠上人によって建立された浄土宗の大本山です。

由比ケ浜辺りからでも本堂の大屋根が見える、立派なお寺です。

湘南地区の動物医たちの要望で建てられた”動物霊堂”があるので、

犬や猫などの人間たちのパートナーが納骨されて葬られているんです。

そこには、毎日のように増えて行く、愛称が書き込まれた板塔婆がたくさん立ってます。






神聖な空気感と、清々しい気持ちで光明寺を後にすると、

目の前には、材木座・由比ケ浜越しに見える、美しい”富士山”が。

本気ですばらしいです。

また、来年も来ます。

生きてさえいればね…。