最高の湯アゲイン




この祠が目印です。今までクルマでも行けるこの道を知らなかった。

下にある工務店みたいなところにバイクを置いて、歩いてあがって来てたんです。

水源地入口から降りて来て”看板が無い”って言うけど、

この歩いて登る道には、ちゃんと”稲龍神山スポーツランド”って看板が立てかけてあるんです。

ココ、”最高の湯”は、オレがこのブログを始めた最初の記事にした温泉です。


この入口の”ジャングル感”が、そしてやっとたどり着いた建家の”ヒッピー村感”が、

ココ、”星山温泉”を神奈川随一の”秘湯”、いや”秘湯中の秘湯”としている所以です。

さらに言うならば、ホントに本気で”最高の湯”なんですね。






ヤフー・トップページの”みんなのアンテナ”に画像つきで掲載されて、

その日のアクセス数がヤバいことになって、

”こうちゃん”も”アナウンサー”も抜いて、

一時的ではありますがランキングトップになったんですよ。(プチ自慢)

今考えると画面コピーしておけばよかったですね。

脚立の右下に小さく赤い火が見えるのは、

ココのご主人さんが薪でお湯を沸かしてくれているんです。

薪で沸かしたお湯だけでもいいんですが、ココの湯、もうホントにすごいんです。






ジャングルでヒッピーで、見た目はすごいディープな感じですが、

湯船のある小部屋の中はいたって清潔。

ま、当然と言えば当然ですが、安心してゆっくりとすばらしい湯につかれます。

今書きながら、もうバイクで走った時間も入れて5時間くらい経ってますがまだポッカポカ。

おまけにつるっつるのすべっすべ。

ココのヌルヌル感はまさに最強です。

アルカリ泉はお肌がつるつるになるんでよく”美人の湯”なんて言われますが、

ココこそまさにホントの”美人の湯”なんです。

ま、もっともビジュアル的なものもあってか、女性のお客さんは見たことが無いですけど。

それにオレがそんなにつるすべになってもしょうがないし。(笑)






ちゃんと”富士山”も描いてあります。

以前の記事にも書きましたが、

先代のご主人がアスレチックかなんかをやろうとして井戸を掘ったら鉱泉が出て来たんだそう。

とてもいい硬水で沸かしてみたらすばらしいお湯だったんで、

現ご主人とご近所のファンの方たちがハンドメイドで小屋や湯船を造ったんだとか。

ストーリーもビジュアルも、そしてもちろん”お湯”もすべてが”秘湯”感満載ですよね。






三浦半島ってあんまり温泉のイメージがありませんが、実はいいお湯(というか鉱泉)がいっぱい。

とっても身体に良さそうないいお湯だった硫黄泉の”大楠温泉”は、残念ながら廃業。

世にも珍しいうなぎをさばいてる間に温泉に入れる”うな萩”さん(大矢部温泉)は、

うなぎはやってますが温泉は停止中。

とても残念な限り。

ちゃんと温泉宿として成立してるのは、阿部倉温泉くらいでしょうか。

この”星山温泉”はずっと続けていて欲しいですね。

ご近所さんの常連さんがたくさんおられるようですので、

彼らの妨げになってはいけませんが、ぜひともマナーを守りつつ行ってみてくださいね。






龍神山スポーツランド(星山温泉)

三浦郡葉山町下山口230(水源地星山)
9:00~17:00 水曜定休


※道しるべ

衣笠方面から来て水源地入口交差点を左折、下って川を渡り十字路で左折、

ずんずん登って十字路を右折、しばらくすると画像の祠があります。

その祠の前を左折し急坂を下ります、

左手にご主人の家が見えてくるのでそこを左折、砂利道をずんすん登って到着です。

なんかセンサーかなんかがあるらしく、待ってればご主人がバイクで登ってきます。

そしたら、入浴料500円を払って晴れて入湯、というワケです。

道は、フツーサイズの乗用車でギリギリな感じです。

舗装もなく山の中なんで、キレイにしてるクルマはちょっとやめた方がいいかもね。

じゃ、がんばって行ってみてください。