スピニング・トーホールド

今日はスクーターのプラグを交換してみた。

先日のトライで、とても小さく狭いので”手が入らない”ことを知り、

入りそうなプラグレンチを購入しての再チャレンジでした。

7000キロ走ってるから相当に真っ黒なんだろうと思ったらそうでもなかった。

ま、燃費にも関係するから新しいのでリフレッシュでいいんですね。







ネット・オークションで手に入れた、”スピニング・トーホールド”のドーナツ盤。

言わずと知れた、竹田和夫さんのクリエイション作品。

オレがものごころついたときにはもう既に”ベテラン”レスラーだった、

ドリー・ファンク・ジュニアがテーマソングにしていた、”ザ・ファンクス”の入場曲。

残念ながらドリー&テリーの兄弟タッグが活躍してた頃はほとんど記憶にない。

それでもテリーが、

ジャンボ鶴田vsニック・ボック・ウインクルのAWA世界戦で特別レフェリーをしていたのは、

激しい試合の様子とともにとてもよく覚えている。

それとかすかに記憶にあるのが、

ドリーがブッチャーにフォークでおでこをグリグリやられて血まみれになってるシーン。




※クリエイション - スピニング・トーホールド - 1977


それにしても”スピニング・トーホールド”、足首をつかんでグルッと回って、

関節をグリグリやるファンクスの決め技のひとつの”大技”。

ドリーがこれをかけて相手がギブアップするシーンを何度もみたが、

『なんで逃げないんだろう?』『どこが痛いんだろう?』って、子供心に…。(笑)

ま、オレがはっきり記憶にあるのは、ファミリー軍団vs悪役商会のときだから、

若々しい全盛期のものではないから。(笑)

でもこの”お約束”こそ、”興行”としての『プロレス』の醍醐味ですよね。

百田の空手チョップとバックドロップ、マイティ井上のサマーソルト・ドロップ、

永源の”つば”、これみんな”お約束”ですよね。

実はそれでもすごいのは、馬場やドリーなんて還暦も過ぎてるおじいさんなのに、

若手選手に混じって、ガンガン投げ技だって蹴り技だってくらってる。

オレの記憶でも、馬場さんがフォール負けしたのは、

vs三沢&小橋戦のときと、vsウィリアムズ&エース組との対戦のときだけ。

ドリーは結構負けてたけどね、ハンセンなんて歳とってからも”三冠王者”になったりしてたし。

プロレスもこの頃が一番いい時代だったと思う。

その後は、”投げっぱなし”なんかの危険な技がどんどんエスカレートして、

三沢みたいなすばらしい選手が失われてしまった。

エンターテイメントとしてのプロレスは、ある意味、大仁田の方が正しかったのかも知れない。