思い出のマシンヘッド




我が家に来た、またまた”昭和”です。

イオニアのPL-1250。

1975年頃に発売されたものらしく、当時の定価は¥45,000もしたんだとか。

ま、実家を出ずにそのまま暮らしてたら多分フツーに継続してただろう”趣味”ですね。

そうオレは、どんなに進化しようとどんなに便利になろうと、

”レコード”の音が好きだったりするんですな。

レコードのプチプチ音、ライブ感、小さい頃から馴染んできたこともあってか、

MDやCD、MP3なんかよりも好きだったりするんです。

言い出せばまだまだある。

例えば、ジャケット。

LPのジャケットは、大きいこともあってか、ひとつの”芸術作品”。

レコードには、A面とB面があるってのも、

実はアルバム制作者の知恵がいるから大事な要素なんだと思います。

でも早速聴こうにも、”PHONOアンプ”がないからまだ音が出せない。

肝心のレコードも実家にあるから、今はこっちに越して来てからインテリアの為に買った、

”ノラ・オノール”の”Queen Of Songs”の1枚しかない。

趣味の道は先が長い。



ま、どうあれ、レコード趣味に走ったのは、高校生のとき。

今は無くなってしまった、”大船レコード”に毎日通い詰め、

レコード棚をストンストン、新しく入荷したかどうか、”A”から”Z”まで全部見て行った。

こんなマニアックなもんに走らせたきっかけは、

ウチのおふくろの妹、つまり”おばさん”チで見つけたディープ・パープルの”マシンヘッド”でした。

オレが生まれる前の年に発表されたこのアルバムは、ハードロックのバイブル的存在らしい。

レコードをセットし針をはじめに合わせると、”Highway star”が。

あ、そういえば先月、”ジョン・ロード”が亡くなってしまったんですよね…。



目を閉じて、レコード針を落としてください。




Deep Purple Highway Star