海上保安官「誰にも相談せず一人でやった」

海上保安官「誰にも相談せず一人でやった」
日本テレビ系(NNN) 11月10日(水)18時16分配信)

沖縄・尖閣諸島沖の漁船衝突事件をめぐる映像流出問題で、10日、神戸海上保安部の43歳の海上保安官が映像の流出に関与したことを認める話をしていることがわかった。警視庁は、国家公務員法守秘義務違反の疑いで事情聴取を開始している。この海上保安官はNNNの取材に対し、「誰にも相談せず一人でやった」と話していた。

(中略)

この海上保安官はNNNの取材に対し、映像の流出にかかわったことを認めた上で、「誰にも相談せず一人でやった」と話した。また、「映像は元々、国民が知るべきものであり、国民全体の倫理に反するものであれば甘んじて罰を受ける」という趣旨の主張をしていた。

 海上保安庁の幹部に対し、すでに事情説明を終えているとみられ、現在は警視庁が取り調べを行っている。




政治決着の見方避けられず、船長釈放は「地検判断」強調
(【経済ニュース】 2010/09/24(金) 21:06)

政府は24日、沖縄県尖閣諸島周辺での中国漁船衝突事件で、「日中関係」を理由に、船長を処分保留で釈放するとの那覇地検決定について「地検独自の判断」(仙谷官房長官)と強調、官邸サイドの「介入」の見方を否定した。しかし日中関係を理由とした釈放が「政治決着」と受け取られるのは避けられず、方針転換の印象が強い対応となった。仙谷氏は「総合的な判断」とするが、説得力に欠ける。






過去記事とあえて並べてみた。

海保保安官の潔さと仙石官房長官のずるがしこさ。

仙石長官みたいなヤツは確かに出世するんだよな。

会社員とかじゃありがちだよな。

でもやっぱり間違ってるよね。

海保保安官のような人が本来は報われるべき。

そもそも今回の原因は、公開されるべきものが、

公開されなかったことにある。






尖閣「極秘」資料撮影、仙谷氏「盗撮」呼ばわり
(読売新聞 11月9日(火)22時19分配信)

仙谷官房長官は9日夕の衆院予算委員会で、中国漁船衝突事件の映像に関する「厳秘」資料を委員会室で自らが広げているところを記者に撮影されたことについて、「盗撮された」と発言した。

 資料は映像を一般公開するメリット、デメリットなどを分析したもので、仙谷氏が同日午前の委員会中に菅首相に示したもの。読売新聞の写真部員が望遠レンズで撮影し、写真は9日付夕刊に掲載された。

 同日夕の委員会で、みんなの党柿沢未途衆院議員が質問すると、仙谷氏は「あらゆる場合を頭の中に入れて私的なメモを作っている」と説明し、「どうも望遠、拡大レンズで盗撮されたようだ」と答えた。

 だが、写真部員は取材用に認められたカメラマン席から撮影していた。委員会室内で撮影を禁じられた物はなく、仙谷氏の発言は委員会後の理事会で「不適切」とされ、議事録は「撮影」に訂正されることになった。野党からは、衆人環視の中で「厳秘」資料を広げたことに対し、「またしても政府の危機管理の甘さが露呈した」との声も。





これなんか、まさに仙石氏の責任じゃん。

こんなに現政権が甘い見通しだったなんてことが当然中国にも伝わるから、

それこそが”国益の損失”ですね。

はっきり言って、責任とって辞任すべき。

小沢も含めて、政界や官界が半ば”無法地帯”と化していることこそが世の中の乱れのもと。

人の上に立つ人間は、人々の模範となるべき。