戸山公園箱根山

今日も昨日に引き続き、戦争遺跡についてのレポートです。


今日は、土曜のクセに仕事だったんで、会社の近くから…。













新宿区にある戸山公園の一画から…、”箱根山”です。


元々ここには尾張家の下屋敷があったそうで、


箱根山は、当時人の手によって造られた築山なんだそうです。


ここは実は都内でも有数の”心霊スポット”なんだそうで、


すぐに隣の”国立感染症研究所”(当時、国立予防衛生研究所)建て替えの際に、


”頭骨と大腿骨だけというおかしな人骨”が大量に発見され、話題になったそうです。


(※ウィキには、”銃の傷跡のある遺体や切り傷のある遺体”が”約100体”とのこと)


その国立感染症研究所がある地には、嘗て”陸軍軍医学校”があったそうで、


有名な”731部隊”につながる、”防疫研究室”があったことから、


人体実験の被害者ではないのかという疑惑が持たれているとのことです。


(※2001年、厚生労働省は「大量人骨は、戦場に遺棄された戦死体からの研究用標本」と結論)













これは箱根山のすぐ横にある”戸山幼稚園(戸山教会)”の建物の一角です。




石積みで頑丈な土台はそのままに、上のみを改築したようで、


玄関らしき階段状のものが”壁”に向かってついております。


この建物は、嘗ての”陸軍戸山学校”のものなんだそうです。




”歩兵戦技・体育・戦術・軍楽の教官育成とその研究を行う軍学校”として明治6年に創設され、


かの有名な”最後の武芸者”中山博道や”今武蔵”国井善弥なども関わって、


軍刀操法などの歩兵戦技が考案された場所なんだそうです。


(※戦後は、居合道の流派・戸山流として伝承されてるようです)












ここは、嘗ての将校さんたちが会議室に使っていた場所なんだそうで、


同じ教会の一角です。


砦みたいですね。