オートチョーク

Rolling Stones - Stray Cat Blues (Hyde Park, 1969)





ヤマハ・シグナス125のこと。
キャブレターの横にくっついてるコレ、
実は”オートチョーク”というもの。
この時期の旧車はほぼ8割方壊れてるんだとか。
通電するとレバーが押されていって
チョークを外していくって機械らしいです。
つまり最初はチョーク(混合気が濃くなる)になってる。
ならばこの機能をなくしてしまえばただのキャブになるってこと。
キャブごと外してはいないんで動作確認はしませんでしたが、
このオートチョークを外して、
常にレバーが押されるように樹脂で詰め物をしました。
電気が行かないように端子も外しました。
初爆での黒煙がなくなったような気がします。
これで再度キャブのパイロットスクリューを規定値に戻して、
アイドリングも調整し直しました。
するとまだ走ってはいないんで症状が改善されたか判りませんが、
逆に回転を上げると黒煙が出るようになりました。
こうなるとキャブ内の問題になってくるので
ココに関してはとりあえずはココまで。




先回取れなかったセルモーター
反対側を探って叩いたらようやく外れました。
錆っサビですね。
よく回ってはいたので分解はせず、
ギア部に556を吹きかけておきました。
あとは熱くなった時にちゃんと可動するか、
ということになりますね。
あとで試運転に出てみよう。

コレでできるだけのことはほぼやった。
あとはよく走ってくれればそれでいい。

追記

やっぱり熱くなるとセルが空転する。
ネット上にもこの車種の症状として載ってた。
原因は不明でセルの交換で治ったってあるけど本当か?
いっそのこと今度は分解してみようか。

でも混合気が濃い時のガソリン臭さはほとんどない。
チョークの方はうまくいったようだ。

さらに追記

ハナからマニュアルで調べればよかったんだが、
あらためて見てみると、
このマシンにはワンウェイクラッチがついてるらしい。
ってことは、セル交換では意味がないことになる。
このスタータークラッチはエアクリーナーやベルト、
さらにアンダーカウルも外さないとたどり着かないっぽい。
かなり深いね。
やってやれない整備じゃないけど
かなりめんどくさいね。
気が向いたらやるとしよう。