甲州犬目峠




葛飾北斎晩年の名作『富嶽三十六景』の”甲州犬目峠”です。

富士山好きにはたまらない”名所絵”ですが、

全46作品のすべてが、

富士山のいろんな表情と土地土地の雰囲気がおもしろくてとても素敵です。






どうでしょう?近いですかね?

登山道を上がっていくともっと近い風景になるような気がしました。

甲州犬目峠は旧甲州街道沿いにあった小さな宿場でして、

山梨県道30号・大月-上野原線の途中にある今でも小さな集落なんですね。

確かに古民家もありましたし、一里塚とかも残ってました。

天気は良かったんですがちょっとガスってましたね。

それでもうっすら見えた富士山もまたいいもんでした。






犬目峠にあった温泉宿”君恋温泉”です。

なんだかそそられるいい名前ですよね。

調べてみるとどうやら日本武尊のお話に由来しているらしいです。

入湯料は、500円。

『女湯しか沸いてないから…』って、

大人になってから初の”女湯”入湯でした。

お湯は無色透明、無臭で加熱ですが、泉質は不明。

それでも冷えきった身体が芯から温まるとってもいいお湯でしたよ。






最後に今一度、君恋温泉からの”富士山”です。

美しいですね。

美しい富士山の景色と、

シブイシブイ温泉宿と、

近場ですがなかなかいいツーになりました。