ワールドインベーダー

銭湯のHPを見てたら、『銭湯に一生を貫き通したい』とか、

『体が動く限りやって行きたい』とか、ちょいと感動したので、


近所の銭湯へ行く、という”ささやかなレジャー”。






最近は、銭湯自体がだいぶ減ってきてはいますが、

昔ながらのたたずまいで残っていても、”フロント式”に変えてしまうところが多いんです。

やっぱり、

”番台”だとジロジロ見られてるんじゃないかってな、自意識過剰な人が多くなったからでしょう。

でもココ、”一乃湯”は、HPにも『昔ながらの銭湯の面影を守り…』って書いてあるように、

昔ながらの”番台”でした。

おばちゃんが、常連さんなんでしょう女湯にいる客としゃべくってましたね。

”フロント式”だとなにがいけないって、飲み物の冷蔵庫まで外に出てしまい、

風呂上がりの”すっぱ”状態での”コーヒー牛乳”ぐい飲みができなくなってしまっているんですね。

こういうのは雰囲気の問題で、湯上がりにグイグイやるからいいんですよ。






さりげなく置いてあるテーブルも実は…、喫茶店とかにもあった昔のゲーム”卓”ですね。

”WORLD INVADER”って書いてあるのがまたすばらしい。

元祖タイトーの”スペースインベーダー”じゃなくって、

当時いろいろ出ていたパクリインベーダーのひとつのようですね。


インベーダーは社会現象でしたから、全盛期には数十社からパクリ品が出ていたようですね。






”昔ながら”スタイルは、”薪”でもあったようですね。”薪”の湯はいい。

身体の芯からぽっかぽか。

早めに行ったから、男湯は貸し切り状態でした。

また行こっと。




”一乃湯”

川崎市幸区古川町54-27
営業時間 15:30~23:00