やさしく坐ってネ





なに見とるん!





”やさしくすわってね”って書いてあったんで、


やさしく坐ったら、意外にも坐り心地いいんですねぇ。


突起部分がちょとだけ刺激があって…(笑)。












ここは川崎市民ミュージアムの館内ですが、


実物をそのまんま”坐らせてる”ところがすばらしい。


これは岡本太郎の1963年作品”坐ることを拒否する椅子”です。


”私はグッド・デザイン式の椅子、あのお尻の雌型のような、


いかにも坐ってちょうだいと媚態をつくっている不潔さがキライだ!”


言ってのけてますね。


”椅子なんてものは、坐っている時間より、


部屋に置かれて、見ている時間のほうがずっと長い”


とも…。












全部で”10人”いた。


好みは人それぞれですが、太郎さんの場合は”燃え滾るパワー”ですよね。


身近に太郎さんの作品があることは心強い。