蜃気楼綺譚/松本零士

久々に第11回目の更新です。




松本零士著『蜃気楼綺譚』(小学館ビッグコミックス)です。




初版は、平成3年9月。













目的があって節約生活をしている主人公の立島太は、



月末になるとチャリンチャリン小銭の残りを数えている。











そんなところに舞い込んだ、というか突き刺さった”硬い”チラシ。



これをきっかけに立島は、



履歴書をもって”蜃気楼”へ。












”蜃気楼”の女主人・高雄摩耶。




面接を終えて入れ違いにひとりの”客”が…。



『蜃気楼へ二度来た人は…もう…終り』




そう、摩耶が客に言うのを後ろに聞いて立島は店をあとにしました。




ちょっとして店にカバンを忘れたことに気がついた立島は、




引き返して”蜃気楼”に戻ろうとするが…、











さっきの”客”が空き地で首を吊って死んでいた!





なにがなんだかわからないまま、立島は”蜃気楼”で働くことになりますが…。















というお話です。



この後の展開はチグハグでエロくて、はっきりいってよくわかんない作品です。



この頃のセンセはちょっと妄想が過ぎるんじゃないですかねぇ。