大平館

綱島温泉”とか、”東京園”はけっこう有名ですが、




今日は普通の銭湯、”大平館”です。










この寂しい感じ、風もピューピューとても寒かったぁ。



普通の銭湯といっても、今から30年以上前の普通の銭湯なんです。



確かに小さい頃行ったことがある銭湯そのままでした。









まともな画像がここしかないのは、外がすごい寒かったのと、



さすがに風呂場を撮影するのは不自然だったからです。



ホントはこの”いい雰囲気”をご紹介したかったんですが…。








木造の2段屋根になっていて、仕切りが少し低めで開放感がある感じ。



エアコンもドライヤーもマッサージチェアーも当時のまんま。(というか現役)



真ん中の柱にボンボン時計がかかってて、



涙が出るくらい懐かしい雰囲気です。



脱衣所には、昔ながらの”かご”が置いてあったりしてホントに懐かしい。



体重計も昔のまんまだ。











ぼやけて、くもって、ほとんどわからないでしょうが、(ほとんど盗撮じゃん!)



手前が洗い場になっていて、奥のどん詰まりが湯船です。



奥の壁にはもちろん”富士山”が描かれていて、期待を裏切りません。






ただここが普通じゃないのは、なんと”温泉銭湯”なんです。



3つの湯船のウチ、2つが”黒湯”が入ってます。



そう、東京園とほぼ同じ”ラジウム温泉”なんですね。



場所的にも綱島から鶴見川の橋を渡ってすぐくらいですから。



もう2センチ沈んだら見えなくなるくらいに真っ黒い!





ただ、残念だったのは、びんの牛乳が置いてなかったこと…。



湯上がりにゴクゴクッとやりたかった…。



それだけが残念。





でもノスタルジーに浸れるこの温泉銭湯は、とても貴重だからまた来ます。



老朽化と高齢化とで廃業するところが多いから、がんばって欲しいですね。



ホントにここほど当時のままの銭湯はほかになかなかないと思います。すばらしい。





大平館


営業時間:15:30~23:30(金休)

泉質:重曹泉(緩和低張性冷鉱泉)※いわゆる黒湯ですが、かなり濃いです。