宇宙戦艦ヤマト/松本零士
第7回目は、今”復活編”として実写化が騒がれている
初版は、昭和50年7月です。
※実際のストーリー等にはたくさんの人たちが関わっており、
原作がなくアニメーションが先行しているため、
純粋な松本作品とは言い難い作品ですが、この秋田書店版は、
松本本人が後から描いたもので、ダイジェスト版のように描かれてます。
西暦2199年、地球上の海は蒸発して干上がり、
放射能が充満して地上の生物を皆殺しにしてしまっていた。
ナゾの宇宙人艦隊・ガミラス軍団の侵略を受け、
地球人類は瀕死の状態にあった。
最後の地球艦隊も敗れ、沖田艦のみが地球に帰還する。
そんな折、大マゼラン星雲の太陽系サンザーの
第1惑星イスカンダルのスターシャからあるメッセージが届く…。
その内容は、瀕死の地球人類を助けるべく、
放射能除去装置”コスモクリーナー”を提供するから、
もし地球人に生きのびる勇気と決意があるならば
万難をはいしてイスカンダルに来るようにとのこと。
”波動エンジン”の設計図も送られていた。
大昔に沈んだ”戦艦ヤマト”を再生し、波動エンジンを装備して、
地球艦隊最後の生き残りの”沖田艦長”のもと、イスカンダルへの未知の旅に出発した。
途中、ガミラス軍団が”ヤマト”を襲うが、
”最後の艦隊戦”の傷も癒えないうちに旅立った沖田は、
無事に”コスモクリーナー”を持って地球に戻ってきたが…。
アニメーションも映画もあり、有名すぎるストーリーなので、
”実写版”を楽しみにしてる方もいるでしょうから、
あえて、細かいストーリーは書きませんでした。
あとは”番外編”にてもう少し。