グッドモーニング・ベトナム

グッドモーニング・ベトナム』。名作だと思います。
主演はロビン・ウィリアムス。1987年作品。




ロビン扮するエイドリアン・クロンナウアーの”絹の舌触り”。
マシンガントークで当時の世相を鋭く風刺します。
Martha & The Vandellas(マーサ&ザ・ヴァンデラス)や The Beach Boysザ・ビーチボーイズ)
JAMES BROWNジェームス・ブラウン)や
”偉大なるサッチモ”Lois Armstrong(ルイ・アームストロング)などの
懐かしい(生まれる前ですが)名曲がロビンの名DJで流れます。
最近はDVDがほとんどですから、ネットオークションやフリマなどでは
昔の映画のビデオがかなり格安で手に入ります。
この『グッドモーニング・ベトナム』もフリマで100円で買ってきたんですが、
もともと大好きな映画だったので、とってもお得感満載でした。
ベトナム戦争を扱った映画はたくさんありますが、
特に”反戦”的な作品が多く、
中には『ディア・ハンター』や『プラトーン』、
『7月4日に生まれて』などのすばらしい作品が数多くあります。
オレ的には、この『グッドモーニング・ベトナム』のほかには、
スタンリー・キューブリック監督の『フルメタル・ジャケット』や
舞台はカンボジアですが『キリング・フィールド』なんかが好きです。
同時に批判も多かった映画ではありますが、
これらの映画に共通するのはいずれもすぐれた”音楽”なんです。
フルメタル・ジャケット』では、
ザ・ローリング・ストーンズの”黒くぬれ”や主題歌の”Hello Vietnam”。
『キリング・フィールド』では、
ラストに流れるジョン・レノンの”イマジン”。
とても効果的に挿入されていて、
”イマジン”は特にヤバイですね。
いずれも巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督の作品ですが、
地獄の黙示録』や『友よ、風に抱かれて』などもいいですね。
今後もフリマで名作を漁ります。