マニラ・サウンド

※音が出ます!


※PERS LAB (Original 1975 version) - Hotdog


以前に”ピノイ・ロック”ってのは紹介したことがありますが、
”マニラ・サウンド”ってのは初ですね。

日本で”はっぴいえんど”が活動してた頃、
隣国フィリピンでも同じように母国語ロックのムーブメントが起きたんです。

そのパイオニアとなったのが以前にも紹介した”ホワン・デラ・クルス”で、
そのメンバーのひとり、ジョーイ”ペペ”スミスは、
元パワーハウスの陳信輝さんと
ゴールデン・カップスの加部正義さんとともに
横浜で”スピード・グルー&シンキ”というユニットで活動してたそうです。

その直後に出てきたのがいわゆる”マニラ・サウンド”で、
”ホットドッグ”のこの曲のヒットでこの言葉が生まれたそうです。



※ANNIE BATUNGBAKAL - HOTDOG 70's


オレは勝手に日本で言う”カレッジ・フォーク”のようなものと思ってるんですが、
”アポ・ハイキング・ソサエティ”や”ブルー・ジーンズ”、
”ラインマーカーズ”とか”シンデレラ”とか、”ボーイフレンズ”とか。
80年代までにいろんなユニット・バンドが出てきて活躍するんです。

今ではこれらとその後の音楽も全部ひっくるめて、
”OPM”(オリジナル・フィリピーノ・ミュージック)と言うんですが、
”マニラ・サウンド”の雰囲気はまた独特で結構好きなんです。

※勝手な解釈も入ってるかも知れません。