ジャスミンの香り
我がマシン、『VF750セイバー』(1982年式)。
世界初の”V4”エンジンを搭載したホンダ渾身の先進的マシン。
しかし水冷と言えども、真夏の走行はとにかく”熱い”のひとこと。
走ってすぐに温度計はぐんぐん上がり、すぐに強制冷却ファンが回る。
ファンが回るとエンジンとタンクの間から”熱い空気”が両膝に直にあたる。
さらに黒塗りのタンクは、エンジンの熱気と直射日光を浴びて、
目玉焼きくらい焼けそうなほど”熱い”。
でもガソリンの発火点は300℃らしいですから、火種が無い限りは燃えないんだそうです。
実際、空冷のCBのときよりも”熱い”かも知れません。
液晶表示の先進装備も今ではゲームウォッチなみ。
それでも発売から30年以上経った今でも電子装備が生きてるってのはホントにすばらしいこと。
メーターは電気式、時計やトリップメーターは液晶表示。
タンクの目盛りも液晶表示で、温度計も液晶表示。
ギアポジションも液晶表示で、
さらに、『灯火類の異常』『ラジエーターの異常』、
『バッテリーの異常』『オイルプレッシャーの異常』を絵で知らせてくれる。
ガソリンの残量も危なくなると”警告”が出る、先進装備。
しかも、ゼロヨンのタイムが計れるストップウォッチ付、泣けるね。
どストレートですが、”アラビア・ジャスミン”を入れました。
あまりの熱さとオレの怠慢に、わが家のベランダもテコ入れしなければならず、
”熱さ”にはめっぽう強いジャスミンを…ってワケです。
終わるものは終わり、地中に球根を残すものは残し、して、
ただただ元気なのは、いただいた”アロエベラ”と、去年植えた”カラミンサ”だけって具合でした。
”カラミンサ”はとてもいい香りなんですが、去年の倍くらい背が高いんです。
アゲハ蝶が遊びに来てるんで、少し盛り上げないとって思いました。
”ジャスミン”もとてもいい香りがします。
ひとつふたつ、花は付いてたんですが、
バイクで運ぶ途中で落ちてしまったみたいです。
蕾はたくさん付いてるので、すぐに美しい花を咲かせるでしょう。