麦茶でござ~る!
うだるような熱さのなか、”冷たい麦茶”は最高ですよねぇ。
ネットでちょこちょこ調べると、
昭和30~40年代頃、
冷蔵庫の普及と麦茶パックが発売されたのとで、
”冷たい麦茶”が『夏の飲み物』として定着したんだそうです。(ホントかなぁ…)
ただ、”麦湯”という形で実は平安時代から飲まれている歴史の古い飲み物だとか。
江戸時代になると、”麦湯売り”が登場して庶民の飲み物に。
”冷たい麦湯”なるものがしばしば登場するんですね。
原作の池波正太郎さんは食通として有名だから、
小説においても”食”に関する表現が特徴的ですよね。
”なめろう”とか”一本うどん”ってのは、池波さんが復刻、世に広めたと思ってます。
しかし、冷蔵庫も氷も無い時代に果たして”冷たい麦湯”はそんなに簡単に作れたのだろうか。
素朴な疑問です。
煮立てた麦湯を鉄瓶に入れて、ひと晩かけて井戸の底に沈めるくらいしか想像できませんね。
漁村に行くとあるようなイカがくるくる回ってるヤツ、
あんなのを応用すれば、濡れ手ぬぐいと竹筒かなんかでも冷えるかも知れませんね。
インドネシアに行くと、
”水を入れて吊るすだけで冷える”不思議な壺が、フツーに市場とかで売ってるんですよね…。
これかな…。イヤ…。