ファイナルファイト~最後の一撃
『ファイナルファイト~最後の一撃』。
こんなにおもしろい作品はない!
和製ドラゴン・倉田保昭の主演・製作の作品です。
香港でマーシャルアーツの道場・甲斐道場をひらく甲斐正彦(倉田保昭)は、
弟子のリュウを鍛え格闘技の世界大会へ出場させる。
実力もすごいがとても残忍で、リュウを倒し、首を折って殺してしまう。
甲斐は、息子同然の愛弟子を失ったショックでしばらく飲んだくれの生活を送るが、
復活し、鍛えなおして、チャンピオン・リーに挑むが…。
というよくありがちな作品。
カンフー映画によくある、”敵をうつ”パターンですね。
なにがおもしろいって、全篇通じてすべてが”大根”なのがおもしろい。
底抜けに馬鹿を貫く香港映画の楽しみ方とまったく一緒。
”グリーン・ディスティニー”のワイヤーアクションがシリアスなのに爆笑なのとおんなじ!
対戦相手のチャンピオン、ヤン・スエは、
倉田とは、Gメン75の香港コネクション以来の対戦というわけですナ。
香港の麻薬組織をひとりでぶっつぶす!草野刑事、かっこよかったなぁ~。
すばらしい作品です。
☆★★★★
ファイナルファイト~最後の一撃
1989年作品。監督:後藤秀司、日本・香港合作。