青いパパイヤの香り
『青いパパイヤの香り』。
新しく奉公に来た娘・ムイの物語。
旦那がヨイヨイで苦労ばかりしている雇い人の奥様が、
4歳で亡くした実の娘とムイをかぶらせる。
10年が経ち、ムイは暇を出され、
憧れていた音楽家、クェンのもとで働くことになるが…。
この映画、前半もそうですが、後半はほとんどと言っていいほど”セリフがない”。
リュ・マン・サン演じる娘・ムイのあどけない表情と、
クリアーで美しい映像がこの作品のみどころでしょうか。
泣いたり笑ったりするものじゃないですが、なんだか心地いい作品です。
☆☆☆★★
1993年作品。監督:トラン・アン・ユン、ベトナム・フランス共同制作。
出演:リュ・マン・サン、トラン・ヌー・イェン・ケー