人体模型の夜

白骨死体は、無かった。


少年が目にしたのは、それよりも数等異様なものだった。


部屋の片隅に、一体の人体模型が立っていた。


                          中島らも著『人体模型の夜』より















”人体模型”って気になります。



理科室のニオイって言うか…。





ここは伊豆高原にある『怪しい少年少女博物館』の一画。



年末の走り収めで真鶴に行ったのは先日書きましたが、



真鶴のさらに先の伊豆高原まで実は行ってたんです。



当初は西伊豆のとある温泉を目指していたんですが、



熱海を過ぎたあたりから”強烈に”風が吹いてきて急激に寒くなり、





”くじけました”。





海沿いの135号線を走ってると”怪しい少年少女博物館”の文字が。



オレ的にはこういう”直接的”な表現は狙ってるようであんまり好きではないんですが、



どこかを目的地にして引き返さなきゃという思いもあって、



看板見て勢いでそのまんま入っちゃいました。












これは各年代ごとのファッションだとか。



ホントは熱海に”秘宝館”という、



まさにこえぴょんの”パラダイス”的な施設があったんで、



いつか行ってやろうと思ってたんですが、



入場料が1700円と、”あそび”にしては尋常でない値段だったので代わりにココで…。



ちなみに”秘宝館”は、これも行ってみたい”熱海城”の隣にあります。














どうも”昭和”の懐かしいものを集めた博物館のようで、



(”ライディーン”はホントに懐かしいなぁ)



秘宝館的な”性”に関するグッズや本が置いてあったり、



人形ばかりが並んだ一画や妖怪なんかもいる”怪しい”部分もありましたが、



”インベーダー”とかも置いてあって、全体的にはそこそこ楽しめました。





伊豆高原には”蝋人形館”なんかもあるみたいなんで、



”機会があったら”行ってみたいですね。










芸術の森 伊豆ろう人形美術館 HP[http://www.bhwax.com/waxdoll.html]



熱海秘宝館 HP[http://www.atami-hihoukan.jp/]