忠犬ハチ公




いつしか、渋谷南口の待ち合わせスポットになった、


モヤイ像』。


伊豆諸島・新島のアーティスト、

大後友市氏が考案したもので、

1980年に渋谷区に寄贈されたものらしい。





『ここに集う人々よ、物言わぬモヤイの像はあなた達に何を語りかけるであろうか。』


これは、大後友市氏の”モヤイ像の由来”からの一文ですが、

そもそも『モヤイ』とは、

新島の古い言葉で『助け合う』という意味があるそうです。



深いのか、意味不明なのか、オレにはわかりません。




それよりなにより、



この”モヤイ”君、






なんか今は亡き、アンドレ・ザ・ジャイアントに似てませんでしょうか?







でもやっぱり、

渋谷の駅前で待ち合わせといったら『ハチ公』という人はかなりいると思います。


『109』や『センター街』、
『パルコ』や『東急本店』、『ロフト』といった、

いわゆる”渋谷”を代表するものが、

すべて”ハチ公口”からということもあるのでしょう。



そもそも”ハチ公”は、戦前のお話。

主人を送り迎えに渋谷駅まで一緒に行っていた秋田犬の”ハチ”が、

主人が急逝してしまったのを知らずに、

駅前でずっと待ち続けた、というお話です。

東京朝日新聞に取り上げられ、

”忠犬”と呼ばれるようになって、

銅像まで建てられたということのようです。






ハチは生きながらにして銅像を建てられたすごいやつだったんですね。





これは最近になって置かれるようになった


東急車輛の旧5000系、


通称”あおがえる”。


オレの小さい頃はまだ走ってた懐かしい車両です。


中には写真が展示されていて、


日中は普通に座席に座れるんです。




今の車両のデザインからすると、かなり個性的。


ずんぐりむっくりで、人気もあったから、


”あおがえる”のニックネームがついたんですね。




最近の工業デザインの特徴は、


機能的になっている分、個性が失われているような気がします。


アンディ・ウォーホルの”コカコーラの瓶”と、


最近のペットボトルを比較するとわかりやすいでしょうか?





最近の乗用車がどれも同じに見えるのはオレだけでしょうか?





最近の麻生太郎がE.Tに見えるのもオレだけでしょうか?







いつになく語りたがりなオレでした。