フェスゲ


廃墟というもんはなんか独特な趣きをもっていて、存在しているだけでメッセージを発している。それはそこに居たであろう人々の温もりや手掛けた人たちの苦労の面影なのかも知れない。でもここ『フェスティバルゲート』は利権に群がりニヤついていたオヤジたちの笑い声までもが聞こえるような気がする。さらには血税を無駄にされた大阪市民の悲鳴も聞こえるような気がする。